Instagramで自動イイネ(ライクLike)を実施するPythonコード
■はじめに
SNSにおける影響力は重宝されるもスキルです。
意図してバズらせる・ブームを生むために何が必要か、そのための道は明確ではありません。
企業では色んな人のつぶやきを集めた「ビッグ・データ」を解析する事で、ブームの徴候を把握したり、ブームを生むためにはどうしたら良いかを検討しています。
個人が出来る事としては
自身のアカウントのフォロワーを増やす
事でしょう。
自分のアカウントが発するつぶやきが多くの人の目に留まる≒影響力が大きい、と考えます。
そしてフォロワー数を増やすには、他のアカウントと交流を増やす事が第一であると思います。
交流、色々な手段がありますが、イイネ(或いはライク)が最も単純かつ明確な行為です。
今回は少々ワル~な手段として、
自分で手でポチポチとイイネをしなくても、
自動で指定のタグを検索して、自動でイイネをする手段
を紹介します。
今回は、C++について書いた記事で紹介した「Git」というサイトに、上記の自動スクリプトを組んだプロジェクトがありますので、それを利用します。
mame-mame.hatenadiary.com
Gitにある「InstaPy」プロジェクトを参照します。
github.com
具体的な手順は以下から…。
■自動イイネの実行手順
Anacondaをインストール
InstaPyは、Pyという名の通りPythonというプログラミング言語を使っています。
なのでPythonの実行環境を入れます。
インストール方法など丁寧な手順は以下にあります。
www.python.jp
Firefoxをインストール
InstaPyでは自動でブラウザを開いてInstagramを制御します。
ブラウザはFirefoxを使用する事を前提としていますので、こちらもインストールします。
Windowsユーザは普段、Internet ExplorerやGoogle Chromeを使っているかもしれませんのでこちらは対応が必要です。
www.mozilla.org
InstaPyを導入する
先で導入したAnacondaはPythonを扱うための実行環境・ツールセットを一揃いでインストールする事が出来ます。
InstaPyはGitでプロジェクトを公開していますが、Anacondaインストール時にセットされるコマンドプロンプト上でもプロジェクトをダウンロード出来ます。
「スタートボタン」を押下するとプロジェクト一覧が表示されます。
その中の「Anaconda」→「Anaconda Prompt」を開きます。
「Anaconda Prompt」で以下を打ち込みます。
pip install instapy
以上で、実施準備は完了です。
InstaPyはPython環境で使用できるInstagramAPIを提供しています。
API仕様は以下に説明があります。
github.com
後は、そのAPIをたたくアプリケーションプログラムを自分で作れば良いだけです。
アプリケーションプログラムを作る
InstaPyは非常に親切なので、sampleコードも提供されています。
例えば、↓のquickstart.py
github.com
他にも、色んなsampleコードがここにも↓
github.com
自動イイネを実行するのにちょうど良いのはquickstart.pyです。
このコードをベースに改良します。
""" Quickstart script for InstaPy usage """ # imports from instapy import InstaPy from instapy import smart_run from instapy import set_workspace # login credentials #自分のアカウント名と、自分のパスワードを打ち込みます insta_username = 'アカウント名を入力' insta_password = 'パスワードを入力' # set workspace folder at desired location (default is at your home folder) set_workspace(path=None) # get an InstaPy session! session = InstaPy(username=insta_username, password=insta_password, headless_browser=True) with smart_run(session): # general settings # Excluding friends # will prevent commenting on and unfollowing your good friends (the images will still be liked) session.set_dont_include(["friend1", "friend2", "friend3"]) # 実行(以下にイイネしたいタグ名を入力します、●●にはイイネする回数を入力します) session.like_by_tags(["タグ名を入力"], amount=●●) #tags: The tags that will be searched for and posts will be liked from #amount: The amount of posts that will be liked #実行にあたっては以下のURLを参照 #https://github.com/timgrossmann/InstaPy/blob/master/DOCUMENTATION.md#like-by-tags
このコードを自身のPCのローカル上に保存します。
ファイル名は「autolike.py」としておきます。
■おわりに
様々なAPI仕様を見ると、フォローを自動で増やしたり、フォロワーを自動解除したり、色々出来る事がありそうです。
引き続き試してみた結果はブログで紹介していきます。
今回のautolike.pyを使えば、まえおきで紹介したように
自動でイイネができる
→フォロワーが増える
→自分の発言を見てくれる人が増える
→意図してバズらせる
事が出来る、かもしれません。
注意点として、Instagramはこのようにプログラムコードを使った開発は推奨していますが、自動イイネなど、人間がやるべき事をプログラムが代替して自動実行する事は望んでいないようです。
手動であってもイイネをあまりにも短時間に多く繰り返すと、イイネがあるスパンで効かなくなります。
自動実行をする際は、ある程度の量にとどめましょう。
楽にやりましょう
■「頑張る」こと、少しやめてもいいのかも。
昨日は
プログラミング言語頑張る!
って言いました。
それは変わらず頑張ろうと思います。
ただ少しだけ
気合を入れすぎる事やめようかな…
と思いました。
今年の3月末位から自宅待機となりまして、暫くが経ちました。
意図せず過ごす事になったインドアライフを、有意義に過ごしてみようと気合いを入れました。
こういう考えになった人は多いのではないでしょうか。
私の場合は
「ブログを始める」
とか
「グミ作る」
とか
「英語力を上げる」
とか
「ソフトスキルを上げる」
とか目標を立てました。
少しずつ何かを実行し、毎日ブログを書いて、毎日着実に何かを前に進める事を意識していました。
でも、わりと疲れました。
仕事に行ってないはず
睡眠も十分にとって
栄養もとっているはず
なのに疲れる。
何かをしなきゃ
無駄のない1日を過ごさなくちゃ
という意識が強くなっていました。
でも無駄のない1日をいつまで続ければいいんだろう、と思いました。
5/6を過ぎても自粛が解除される気がしません。
あと在りたい姿ってなんだろう。
目標とは何をもってクリアするんだろう、と思いました。
いま、全ての人が気づかぬところで心が疲れている気がします。
本性の掴めぬ恐怖感に捕らわれています。
外に出て歩いていて、人との間隔を2m保つように努めています。
しかしマスクもせず2mの範囲も意識せず走ってくる人もいます。
それにイライラしたり。
何で公園が人でいっぱいなんだろう。
インターネットで調べると、真偽の分からない情報で人が人を叩いたり憂いたり。
離れた場所に住む両親の仕事や健康が気に掛かったり。
何というか普段は考えない所に神経を使って、しかも気が緩まない。
自宅では家族が、日本の対応が悪かった、台湾や韓国を見習って欲しい、と強い口調で言っていて…、それも何か、自分はこのギスギスした環境をどうしたら良いかなぁと考えてしまう。
政治に対して持論は持つべきだから、それを話す事は何も間違いじゃないけれども。
とにかく皆がいま疲れている。
自分が思っているよりも、ずっと疲れている。
健全な生活をしているようで健全さから離れている。
自分を情報や問題、義務や責任から少し遠ざける時間も持つべきです。
この動画を見てみました。
【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」
【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」
ずばり、ウイルスでなく人間心理を襲う恐怖について述べています。
私はウイルスは発症していないものの、恐怖が発症したようです。
■おわりに
皆さんもくれぐれも無理はせずに。
無理していつもと変わらず規則正しく、と考えすぎないように。
家にいる1日で何か充実した事をしようとか思いすぎないように。
近い未来、世界中の秩序が乱れたとして、その時のために備えなきゃ、とか、先々の事を思い込みすぎないように。
自分が今日1日無事に過ごせた事だけを大切に。
STEVIE WONDER - INNERVISIONS
■最高傑作
スティーヴィー・ワンダーの最高傑作を紹介します。
1973年発表の「インナーヴィジョンズ」です。
- アーティスト:スティーヴィー・ワンダー
- 発売日: 2018/06/20
- メディア: CD
私は音楽を聴くのが好きで色々な洋楽CDを聞いてきました。
よくある話題で「無人島にCD5枚持っていけるとしたら」ってありますが、私の思う5枚の内の1枚に入ります。
それほど高い完成度を誇るアルバムです。
収録曲9曲、全てにおいて無駄が無いです。
恐ろしい事に、スティーヴィー・ワンダーはこれ程の作品を残しておきながら、この作品に比肩する評価を受けている作品が少なくとも3作品残しています。
時系列順で紹介すると、
1972年の「トーキング・ブック」
1973年の「インナーヴィジョンズ」
1974年の「ファースト・フィナーレ」
1976年の2枚組「キー・オブ・ライフ」
人によってスティーヴィー・ワンダーの最高傑作は変わります。
私の中でも、この作品と「ファースト・フィナーレ」は揺らぐ部分があります。
5年の間に歴史に残る作品を4作品残したわけです。
しかも作曲や作詞、編曲などのコントロールを全て握り、質の高い作品を生みました。
■何が凄いのか?
私の感想メインのスティーヴィー・ワンダーの凄さ語りをします。
よく「時代の先をいく音楽」という言葉があります。
ただスティーヴィー・ワンダーはそういう類には感じません。
私は、
スティーヴィー・ワンダーが生んだ音楽は、スティーヴィー・ワンダーがいなければ生まれなかった音楽なんだ
と思っています。
彼の作曲する音は通常ではありません。
特に上記4作品で発表された曲から、類似した作品が浮かびません。
まるでポップでなく、どうしたらこれを曲として完成させられるのか、と思う進行をしています。
一方で、彼の歌唱も通常ではありません。
自分で作曲した異様な曲進行を、自分の歌唱でねじ伏せるようにしてポップで成り立たせているのです。
例えば、
Stevie Wonder - Don't You Worry 'Bout a Thing (Lyrics)
「Don't You Worry 'Bout a Thing」邦題「くよくよするなよ」。
何か素直じゃない曲ですよね。
それなのにセンスでポップソングとして成り立たせている。
この曲が無かったら洋楽は5・10年進歩が遅れていた、というのでは無い気がします。
スティーヴィー・ワンダーは誰も想像しない曲を書いたのです。
このアルバムに収録された9曲は、そのようなセンスで成り立っています。
「時代の先を行く音楽」は時代と共に追いつかれ、後に古びます。
しかし「インナーヴィジョンズ」は永遠に古びません。
私が無人島に流れ着き、50年経ってから救出されても、私はこの作品を愛し続けられるのです。
■好きな1曲
私は、アーティストが「とんでもない1作を作ってやるぞ」という意気込みを持って作った作品が好きです。
「インナーヴィジョンズ」の曲は、それぞれがヒリヒリと研ぎ澄まされています。
社会派な歌詞もさることながら、スティーヴィー・ワンダーの祈りや怒りが、曲に現れているのです。
私が最も好きな曲は、
Stevie Wonder - Jesus Children of America
「Jesus Children of America」邦題「神の子供たち」。
あんまりこの曲を一番好きという人は知らないです。
私はアルバムの中で、この曲が一番ヒリヒリしました。
最も偉大なアーティストの最も偉大な作品、間違いなく買いです。
- アーティスト:スティーヴィー・ワンダー
- 発売日: 2018/06/20
- メディア: CD
転職についての戯言
■Zoomやってみました。
近頃話題のZoom、友達とやってみました。
ZoomってSkypeと同じようなものだと思っていました。
色々調べてみました。
実際、私がやった4人通話だとSkypeと殆ど変わりありません。
Zoomはもともと多人数を想定した「会議」をメインユースケースとしています。
そのため同時接続数が50人と多く(Skypeは25人)、通信品質の割りに通信量が特化して少ないです(Zoomが36MByte/minに対して、Skypeは3.3~5MByte/min)。
会社で一度、Skypeを使って25人を超える会議をした事があります。
その際はやはり接続が不安定になり、途中で映像・音声が転送されなくなる/接続が切れるといった問題が起こりました。
Skypeは個人対個人の「テレビ電話」をメインユースケースとしているからでしょう。
余談ですが、Zoomはホワイトボードを使えるなど、会議を想定したアプリケーションも備えています。
Zoomのイノベーション過程って素晴らしいな、と思います。
Zoomみたいな事ってアイデアを思いついても
「でもSkypeが市場を覇権してるもんなぁ…」
と思うのが普通です。
そして、Skypeの弱点とはどこだ、という分析を実施します。
弱点が明らかになった(同時接続数、通信料)としても
「でもその課題ってどうすれば解決できるんだろう…」
となってしまいますよね。
Zoomは技術課題をクリアしたのだと思います。
こうした色々な壁を乗り越えてようやくサービスは出来上がるんですね。
後はやはり導入において、Skypeとは違うと思ってもらう事。
それだけでなく操作性・使い勝手が抜群に簡単でやってみたいと思わせる事。
その全てが上手く回ったのでしょう。
今のところは、ですが。
※参考
zoom-japan.net
■転職スキルについて
4人で会議したのですが、30代に入った事もあり、これからの社会環境がどうなるかわからない事もあり、転職について話が盛り上がりました。
本記事では、転職について迷っている方、決断できない方に対して、(私もそうなので)今回Zoomで話して自分の中でまとまってきた考えを共有します。
私の思考整理に過ぎない部分もありますが、少しでもお役に立てれば幸いです。
私は
「転職はしてみたいけど、自分にスキルが無く行動する自信がない」
「仕事をやめる際に周りに少なからず迷惑をかけてしまうかもしれない、もう会わない人に対しても嫌われたくない」
「続ける事の美徳観を持っていて、転職をステップアップと捉えず辞める事のネガティブさだけに目がいってしまう」
タイプの人間です。
とりわけ一番上のスキルの無さ、自信の無さが強いです。
ただ周りの同年代と会話してみて、もっと楽に考えてもいいのかもな、と思いました。
転職って新卒の就職と違って即戦力を求めてるんだ!って強く思っていました。
確かにその側面もあるのですが、企業の中途採用ページを見ていると、必ずしも高いハードルを求めていないです。
即戦力を求めすぎると、あまりにも専門性特化しすぎるし、そうするとおのずと同業種からしか転職できなくなります。
でも、それって企業にとって新しい刺激になりにくいですよね。
このロジックからいくと
「専門性を多少汎化してもいいので、色んな人に来てほしい」
という企業があって然るべきな訳です。
そこで巷で言われる「問題解決力」「判断力」「改善力」といった、仕事に対する俯瞰した物の捉え方について重要性が出てくるのかな、と思いました。
私はこうした力を軽視していた、というより転職時の必要要件としてはありきたり過ぎて重要視されないと思っていました。
が、上のロジックから考えると、これってやっぱり重要なのかも、と思い直しました。
とはいえ、「自分にはその力があるんだぞ!」と、どうやって企業に言います?
私はその点で色々な工夫はすべきだと思います。
会社での実績は勿論、参考になります。
しかし、新卒時の面接で自分の研究内容やアプローチをアピールする機会はあったと思いますが、それだけでも無かったはずです。
研究という学生の一番の本分でない所でも、同じような力が発揮できるかを問われていましたよね。
部活や、アルバイト、ボランティア、その他の課外活動。
これって仕事をしている今の状況だとどうなんでしょう?
自分の生活の身の回りで、仕事を進捗させるように物事をやっている事って無いでしょうか?
小さな事でも良いと思ったんです。
例えば昨今では「アナログ(人や物と対面する)業態」と、「テクノロジー」とを掛け合わせたビジネスがわんさか出てきています。
アナログ業態とは例えば農業なり、飲食なり、流通なりです。
しかしアナログとテクノロジーの両面で実務経験や実績を上げた人は少ないのではないでしょうか。
テクノロジーの企業で働いていた人は、そうでないアナログの部分について仕事外で、自分の出来る範囲で良いので、始めてみる・工夫してみるのが良いのかもしれません。
仕事で少しだけでも培ったスキルを仕事の外で工夫できれば、自分の自信になります。
それを考えたプロセスや実行したプロセスは間違いなく評価されるべきです。
そう思うとこうした自粛期間でも出来る事って沢山あるんだなぁって気持ちが楽になりました。
ジョジョリオン-23巻レビュー
本記事の目次
■ジョジョリオン23巻出ました!
ジョジョリオンの最新刊が発売されました。
鬼滅の刃などコロナの影響で発売延期しているコミックスもある中、ジョジョリオンは販売されております。
- 作者:荒木 飛呂彦
- 発売日: 2020/04/17
- メディア: コミック
この表紙、東方定助の左目がっ!?
※本記事ではネタばれはせずに、私のテンションだけでお送りします。
■ジョジョについて
荒木飛呂彦先生の著書「ジョジョの奇妙な冒険(通称ジョジョ)」シリーズは、読んだことはなくとも日本国民の多くが存在を知っているのではないでしょうか。
ジョジョシリーズは1987年から週刊少年ジャンプで開始し、現在はウルトラジャンプに掲載誌を変えつつも続刊中です。
シリーズ合計で100巻を超えるシリーズですが、ジョジョを読む上では負担になりません。
何故なら、ジョジョシリーズは複数のPartに分かれており、Partごとに年代・主人公・周りのキャラクター・敵役が変わるからです。
各Partは大体10~20巻程度で構成されています。
「ジョジョの奇妙な冒険」としては全5部のシリーズ、「ジョジョの奇妙な冒険ストーン・オーシャン」で1部、「スティール・ボール・ラン」で1部、そして「ジョジョリオン」で1部となっています。
ジョジョリオンは、第8部の位置づけです。
特にジョジョリオンは前までのジョジョシリーズを見ていなくても読む事は可能です。
さて、各Partは大体10~20巻と言いました。
ジョジョリオンは現在23巻で、且つ続刊中です。
これまで最長であった「スティール・ボール・ラン」の24巻を超えるのは間違いなく、最長のPartとなりそうです。
しかし、ジョジョリオンも終幕が近づいているように思えます。
■本巻の特徴
ジョジョの各Partには最強の敵役(ボス)が存在します。
そしてボスの正体や、能力(どんな強さを持っているか)が明らかになってきた所で主人公たちとの衝突が起こり、物語はクライマックス、一気に終幕へなだれ込みます。
ジョジョリオンにおけるボスは、近頃から少しずつ明らかになってきました。
本巻では、読者が「この人がボスなのかなぁ」と思う人物が、前巻よりも動く事になるためテンポ・スピード感を感じられます。
読者が「この人がボスなのかなぁ」と思う人物は恐らく2人ほどいたのではないかと思います。
今巻では、片方はあまり進展がありません。
今巻での2人の状況からボスがどちらか絞れるか、それともミスリードであるのかは分かりません。
また、23巻では読者にとって感動のシーンがあります。
ジョジョって実は少年漫画らしく熱い、そして作者がモットーにしている人間賛歌という部分を強く押し出しているのが特徴です。
これまでのジョジョリオンは、幾分クールで、読者にとって不満に思う部分もありました。
が、23巻は少し熱くなってきています。
参考に、読書メーターでの投稿です。
クライマックスにかけて注目度が高まってきています。
- 作者:荒木 飛呂彦
- 発売日: 2020/04/17
- メディア: コミック
■余談
緊急事態宣言が出されてからというもの、特に都内では個人経営の本屋が5/6までの休業となっています。
本屋など事業主への補償要件に5/6までの休業が含まれているからだと思います。
従って私もAmazonの力を借りて入手しました。
このような世の中の変化を思うと、休業自粛によって「サイバー」と「フィジカル」の両面を抱えていた文化が一気に「サイバー」に流れるのかもなぁ、と感じました。
本で言えば、電子書籍が台頭しつつ現在に至るまで、電子書籍とアナログな書籍が両立状態にあった訳です。
しかし、コロナショックはこのような両立状態にある文化を片側に寄せてしまう力を持ってる気がして恐ろしい…。
私自身の仕事内容がフィジカル(アナログ)であるため、淘汰される側な訳ですが、いずれ淘汰されるかもしれない職業がぐっと速度を上げて襲い掛かってきている感覚です。
一方でフィジカルしかない文化はより、フィジカルである事の強みを考えさせられる事になる気がしています。
何事もいくつかの側面で判断しなければなりませんが、自分たちの職業って本当にこの自粛中でもなくてはならないの?という事を考えなくちゃならないなぁ、と少し重い気持ちになりましたね。
グミを作りましたシリーズ③紅茶グミ!
★注意
本ブログで作成したグミは失敗しております。
成功事例だけ興味がある方は読み飛ばして頂いた方が良いです!
【本記事の目次】
■前回記事まで
グミを作りましたシリーズを開設しました。
これまでオレンジジュースを使ったオレンジグミを紹介させて頂きました。
第一回作成:
mame-mame.hatenadiary.com
第二回作成:
mame-mame.hatenadiary.com
※また、第一、二回を経て、感じた内容は以下にまとめました。
mame-mame.hatenadiary.com
私が気になったのは、
「どうも甘さを追求しても市販のグミには適わないなぁ」という事
「お金かかりすぎてるなぁ」という事です。
じゃあ…、
改善策として今回は甘さ程々でも納得できる材料でグミを作ってみよう、と思いました。
メイン材料は「マサラチャイ」です。
■グミの分量および作成手順
今回はマサラチャイグミを作ります。
STEP1:
お湯50ccに対して、マサラチャイの粉末を10g加えます。
10gは私の家のティースプーンで4杯分相当でした。
この比率はお茶を飲むにしてはかなり濃いです。
STEP2:
各種の甘味料を加えていきます。
まず、水あめを25g。
次に、砂糖を25g。
前回までハチミツを使っていました。
こちらの方がコスト削減になると考えました。
ここらで一度、混ぜた液体を電子レンジで温めます。
(時間と共にお湯が冷めてしまっていたので)
温度は50度程度まで温めます。
次に、ペクチンを10g。
グミ特有の固さだけでないグニグニとした食感を与えてくれます。
最後に、ゼラチンを5g。
前回まで10g入れていました。
こちらもコスト削減の意図で、この量にしてみました。
グミにより寄与しているのはペクチンなのではないか、とも判断しました。
ゼラチンもグミの固さを得るために必要です。
森永製菓 クックゼラチン 13袋入り (5g×13P)×4箱
- メディア: 食品&飲料
STEP3:
全てを混ぜ合わせた液体(半固体)を型に流し込みます。
私はティースプーンを使って型に入れました。
しかし結構難しいです。
ポタポタと型から外れた場所に落ちてしまうんです。
汚くてすみません…。
STEP4:
型を冷蔵庫で冷やします。
放置した時間だけ水分が蒸発して固くなります。
最短で1時間、最長でも1日くらいでしょうか、放置しましょう。
以上が全行程となります。
かんたん!
■実食
はい、こんな見た目になりました。
シリコンの型を使ったらキレイに抜く事ができます。
(あれ、でもオレンジの時より少し柔いような…)
食べてみました。
…
ま、マズイ…甘い??!?!?
何故ここにきて滅茶苦茶甘く仕上がったんだ…(´Д⊂ヽ
■大誤算/反省点
冒頭にも述べましたが、今回は大失敗しました。
甘さがガツンときて、お茶というよりコーラみたいな味。
そこで考察してみました。
今回の失敗の要因は、、、
①ハチミツでなく上白糖を使った事
ハチミツって上質な甘さですよね。
一方で上白糖はそれ自体がガツンとくる甘さです。
グミとしてはガツンとくる甘さでなく、ハチミツの様な甘さが欲しいです。
そしてハチミツをやめた代わりに砂糖を同量入れた事も原因だったと考えます。
②マサラチャイ自体に甘味料が多量に含まれていた事
今回、無印良品のマサラチャイ粉末を利用しました。
改めてこの粉を舐めてみたところ、これもすごく甘い!
やってしまいました、この甘さに尚且つ上白糖を多量に入れたらそれは甘い。
(しかもグミで求めている甘さと違う感じです、ひたすら身体に悪そうな甘さ)
次はティーパックからお茶を作るようにしたほうが良さそう…。
■おわりに
今回はハンドメイドグミで、初めてマサラチャイを使ってみました。
因みに、今回のコスト計算をしてみました。
計算にあたっては、ペクチン・ゼラチンはAmazonの安値ブランドで考えてみました。
マサラチャイは無印良品、水あめはカンピー、上白糖はパールエース印という実際に使用したものを想定しました。
計算結果は、
100g当たり115円。
前回よりコスト面で改善されています。
内訳を一応載せておきます。
・水50g:0円
・マサラチャイ10g:30円
(120g350円より算出)
・水あめ25g:19円
(340g248円より算出)
・砂糖25g:18円
(1000g693円より算出)
・ペクチン10g:60円
(1000g6000円より算出)
・ゼラチン5g:16円
(1000g3064円より算出)
→合計125g:143円
→比例計算で、100g:115円也。
ティーパックのお茶にすればもっと安いです。
砂糖はこれほど必要ありません。
なのでもっと安くする工夫は出来そうです。
※余談
今回、ハンドメイドで失敗してしまいました。
ブログでハンドメイド系を実践する人の記録を見ると「成功談」のみが語られている印象を受けます。
成功談だけ載っていれば見る側にとって整理されて見やすくて良いと思う反面、失敗や葛藤を語るのも誰かの参考になるのではないかと思いました。
ブログってどちらの方が良いんでしょうね。
失敗も載せて、最終的に成功した結果を特別アーカイブする事が必要なのかなぁ…。