ハンドメイドグミ-グミを美味しく作るには!?
■より良いグミを作るには…
Googleではグミ関連でよく検索されるワードとして、
「グミ 固さ」があるみたいです。
どうやら自分でグミを作ってみても、思ったより「ゼリー」に感じてしまうのだとか。。。
これ、私もそうでした。
クックパッドで自作グミのレシピは色々上がっているのですが、どうにもゼリーっぽい出来になる。
あとは、「甘さ」もですね。。
市販のグミをお手本にしだすと、甘さが足りなく感じます。
本記事では、私が何回かグミ製作をしてきて気づいた点を箇条書きします。
■ゼラチンだけでなくペクチンを!
クックパッドレシピの多くが固さを得るために「ゼラチン」を使います。
でも、私は何回か作りましたが「ゼラチン」では満足できませんでした。
固くなるけど、グニグニっとしたグミ本来の固さにならない。
歯当たりは確かに固いけど、噛むとバチっと切れてしまう…。
そこで市販のグミを調べてみますと、ゼラチンだけでなく「ペクチン」を含有している事が分かりました。
例えばコレ。
美味しいですよねぇこのグミ。
グミ界の中ではコスパの良い方ではないかと思っています。
余談ですが、私のグミ選びの観点は「固さ」「甘さ」そして「値段対グラム数」です。
果汁グミは美味しいですがコスパは良くない。
一方でコーラアップとかつぶグミはコスパ良いですね!
で、つぶグミの原材料がコレです。
ゼラチンの他にペクチンが…。
これを発見したので「ペクチン」も使ってみたところ、ただの固さだけでなくグニグニとしたグミらしい食感が強くなりました。
改めてそれぞれの成分的特徴を紹介します。
ゼラチン:
動物性たんぱく質のコラーゲンが原料です。
口どけが良い。
人によっては臭いと感じる事もあるそうです。
品質が悪いものを選ぶと特にそうなるようです。
ペクチン:
柑橘類から抽出した多糖類が原料です。
特に糖度が高い材料にトロミを与える働きがあります。
以上の特徴から、ペクチンはゼラチンと異なるメリットがありそう。
ゼラチンだと一定量以上入れると匂いが気になる、でも一部ペクチンを代用すれば匂いが軽減できる、、など使い分けもできそうです。
一般に、ゼラチンはゼリー、ペクチンはジャムの調理に用いるようです。
グミはおおよそゼリーと類似してますが、考えてみればジャムっぽさもありますね。
■甘さは追及しすぎない
多くのレシピでは砂糖や水あめ、ハチミツを多量に入れています。
私のように料理に不慣れな人間からすると
「こんな大量に糖を食べることになるの???こ、こっわ…」
と思う量です。
そしてそんな量を入れても、恐らく甘さに物足りなさを感じるでしょう。
ただここで砂糖をどんどん増やしていってもキリがないです。
というか、入れても入れても変化をそこまで感じません。
私は2つの事を学びました。
1つが、「この甘さで本来良いのだ」と思うこと。
家族に食べさせると、この甘さがちょうど良い、と言ってくれます。
ハリボーなどの甘いグミに慣れすぎている自分が悪かったのかも…とその時に思いました。
人工甘味料を入れていないとこの程度の甘さなのかもしれません。
特に果物系で自作して、甘さに物足りなさを感じた場合は、紅茶系など甘さ控えめでも成り立つグミに挑戦するのはどうかなぁ、と思っています。
(私も今後、紅茶系にチャレンジしようと考えています)
2つ目が、単純な「甘さ」と、「果汁感」がゴッチャになっていないか、ということ。
「果汁感」が足りないのに「甘さ」が足りない、と悩んでいませんか?
もしかしたら工夫の仕方って違うのかもしれません。
例えば本物の果物から果汁を絞ってみたりして、本物感を高めてみる事が近道かも??
※色の表現でも「明度」と「彩度」ってあります。
あの色をこの色に似せたいなぁと思ったとき、色の「明度」を調整するか「彩度」を調整するか、2つの軸があります。
私は職業柄、色の調整をするのですが、どちらを調整するか考えだすと結構難しいです。
■おわりに
私はお菓子の中でグミが最も好きです。
チョコよりも煎餅よりも飴よりもポテチよりも。
仕事以外で何か熱中できる趣味がないかなぁと思い、だったら好きな物を対象にすればどうかと考えました。
これまで料理を殆どした事なかったのですが、0からグミ製作を始めて2か月ほど経ちました。
上手く作る事が出来るようになったら、誰かにあげたり売ったりできると良いなぁと思っています。
ブログを見てくださった皆様の中で「こんな工夫をするといいかも」「こういう味が食べたい」みたいな思いがありましたらお気軽にご連絡下さい。
ご意見をお待ちしております!