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ジョジョリオン-23巻レビュー

本記事の目次

ジョジョリオン23巻出ました!

ジョジョリオンの最新刊が発売されました。
鬼滅の刃などコロナの影響で発売延期しているコミックスもある中、ジョジョリオンは販売されております。


ジョジョリオン 23 (ジャンプコミックス)

ジョジョリオン 23 (ジャンプコミックス)


この表紙、東方定助の左目がっ!?


※本記事ではネタばれはせずに、私のテンションだけでお送りします。

ジョジョについて

荒木飛呂彦先生の著書ジョジョの奇妙な冒険(通称ジョジョ)」シリーズは、読んだことはなくとも日本国民の多くが存在を知っているのではないでしょうか。
ジョジョシリーズは1987年から週刊少年ジャンプで開始し、現在はウルトラジャンプに掲載誌を変えつつも続刊中です。


シリーズ合計で100巻を超えるシリーズですが、ジョジョを読む上では負担になりません。
何故なら、ジョジョシリーズは複数のPartに分かれており、Partごとに年代・主人公・周りのキャラクター・敵役が変わるからです。
各Partは大体10~20巻程度で構成されています。
ジョジョの奇妙な冒険」としては全5部のシリーズ、「ジョジョの奇妙な冒険ストーン・オーシャン」で1部、「スティール・ボール・ラン」で1部、そして「ジョジョリオン」で1部となっています。
ジョジョリオンは、第8部の位置づけです。
特にジョジョリオン前までのジョジョシリーズを見ていなくても読む事は可能です。


さて、各Partは大体10~20巻と言いました。
ジョジョリオンは現在23巻で、且つ続刊中です。
これまで最長であった「スティール・ボール・ラン」の24巻を超えるのは間違いなく、最長のPartとなりそうです。
しかし、ジョジョリオン終幕が近づいているように思えます。



■本巻の特徴

ジョジョの各Partには最強の敵役(ボス)が存在します。
そしてボスの正体や、能力(どんな強さを持っているか)が明らかになってきた所で主人公たちとの衝突が起こり、物語はクライマックス、一気に終幕へなだれ込みます。
ジョジョリオンにおけるボスは、近頃から少しずつ明らかになってきました。
本巻では、読者が「この人がボスなのかなぁ」と思う人物が、前巻よりも動く事になるためテンポ・スピード感を感じられます。


読者が「この人がボスなのかなぁ」と思う人物は恐らく2人ほどいたのではないかと思います。
今巻では、片方はあまり進展がありません。
今巻での2人の状況からボスがどちらか絞れるか、それともミスリードであるのかは分かりません。


また、23巻では読者にとって感動のシーンがあります。
ジョジョって実は少年漫画らしく熱い、そして作者がモットーにしている人間賛歌という部分を強く押し出しているのが特徴です。
これまでのジョジョリオンは、幾分クールで、読者にとって不満に思う部分もありました。
が、23巻は少し熱くなってきています。


参考に、読書メーターでの投稿です。
クライマックスにかけて注目度が高まってきています。
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ジョジョリオン 23 (ジャンプコミックス)

ジョジョリオン 23 (ジャンプコミックス)

■余談

緊急事態宣言が出されてからというもの、特に都内では個人経営の本屋が5/6までの休業となっています
本屋など事業主への補償要件に5/6までの休業が含まれているからだと思います。
従って私もAmazonの力を借りて入手しました。


このような世の中の変化を思うと、休業自粛によって「サイバー」と「フィジカル」の両面を抱えていた文化が一気に「サイバー」に流れるのかもなぁ、と感じました。
本で言えば、電子書籍が台頭しつつ現在に至るまで、電子書籍とアナログな書籍が両立状態にあった訳です。
しかし、コロナショックはこのような両立状態にある文化を片側に寄せてしまう力を持ってる気がして恐ろしい…。
私自身の仕事内容がフィジカル(アナログ)であるため、淘汰される側な訳ですが、いずれ淘汰されるかもしれない職業がぐっと速度を上げて襲い掛かってきている感覚です。
一方でフィジカルしかない文化はより、フィジカルである事の強みを考えさせられる事になる気がしています。
何事もいくつかの側面で判断しなければなりませんが、自分たちの職業って本当にこの自粛中でもなくてはならないの?という事を考えなくちゃならないなぁ、と少し重い気持ちになりましたね。