mameブログ

mameという男がやりたい事をやっている記録

フランクザッパ

自分はよく、自分の創造的な面がどうにも働いていないときには「フランクザッパ」に助けを求めます。
彼のアルバムを聴いて、歌詞を読んでみます。
フランクザッパの歌詞は下劣でおふざけで政治的だし隠喩的だし、雑派というにふさわしい歌詞にあふれています。
ただそうした歌詞の内容と、あまりにも多作な彼の生涯を思うと、創作をしたくてしたくて矢継ぎ早に思った言葉を紡いでいたのではないかとも想像します。
彼とその他の有象無象のアーティストとの違いは、ひとえに「その世界観に責任を取る」スタンスではないかと思います。
下劣だしおふざけだし政治的だし隠喩的だけど、その作品を作っている瞬間でザッパは本気でそのことに向き合って作ったのだろう、
というのが時代や国を超えた今、自分の耳にも伝わってきます。
彼のような作品を作りたいな、自分にハードルも設けず、とにかく趣くままにはきだしてみたい。
そうした思いにさせてくれるのが彼の作品のすばらしさだと思います。