mameブログ

mameという男がやりたい事をやっている記録

サブスクが縛る

■サブスク、流行ってますね

今年に入って、様々なサブスクリプションサービスに加入してみました。
それまでもAmazon PrimeApple Music、NetFlixは入っていました。
今年はそれに加えて、Hulu、TSUTAYAのコミック定額サービスを始めました。
特にコミック定額サービスについて言いますと、全国のTSUTAYA店舗でも一部だけ対応しています。
月額約1100円(店舗により異なる)で、店舗内のコミックをいつでも、何日間でも借りる事が出来ます。
例えば2泊3日までしか通常借りられない本も、無期限で借りられます。
ただし、新刊はNG。
そして、一度に借りられるのは5冊まで。
先月末からそのサービスを導入してみて、便利にコミックレンタルを使わせてもらってます。

■しかし、良い事ばかりでもない・・・

色々なサブスクサービスに浸ってみて思うのは、昔に比べてフランクに文化に触れられること。
自分みたいに勿体ない症候群の人にとって定額サービスは、見なきゃ損聞かなきゃ損の世界。
使えば使うだけお得感が得られるのはすごく気分が良いです。
これまではお金が掛かる趣味に躊躇していたのですが、月額料金であれば抵抗感が少なく感じます。
どんなサブスクもせいぜい月額数千円ですからね。
ただ、個人的には、だから超幸せ!ではない気がしてきました。
例えば私はこれまで、音楽を聴く事、映画を見る事、漫画を読む事が趣味でした。
一見すると、音楽=Apple Music、映画=Amazon PrimeNetFlix、Hulu、漫画=TSUTAYAコミック定額で、自分の自由は非常に広がったように思います。
これまでCD・DVD屋、本屋で収集していたコンテンツがスマホから検索するだけで良いんですもの。
しかし、以下の点で、むしろ自分が制約を掛けられている気になったんです。

欲しいコンテンツの全てがある訳では無い

もう、これに尽きます。
たとえ複数のサービスに入っていても、見たい映画、聞きたい音楽が必ずしも見つかる訳ではありません。
厄介なことに、これが、無いからと言って諦めがつかないんです。
こういったサブスクサービスはコンテンツが入ったり出たりします。
以前見たかったコンテンツが入っていたのに、いつか見ようと思ったら無くなってしまった。
でもまたいつか入るかもしれないと思うと、CD・DVD屋や本屋で購入する訳にはいかない。
以前の自分は純粋に知りたいコンテンツがあると、少しずつ欲望をかなえるべく購入していました。
しかし現状、サブスクサービスを享受しながら、個別にコンテンツを購入するハードルは以前よりも上がっています。
こうなると自分は自分の趣味に対して愛情が薄くなってしまう感じがします。

コミック定額特有の不満

TSUTAYAコミック定額特有の不満は、↑のコンテンツが無い、だけでないです。
現物を貸し借りする制約があるため、他人が借りていたら店舗に行く分の無駄足が発生します。
実際、人気のコミックに限って借りられてますから、悲しいことになります・・・。
それに新刊は旧冊になるまで読むのを待たないといけない、これはやってみるとかなりストレスでした。
新刊を読みたい場合は購入しなければなりません。
しかし、新刊を購入する事はサブスク導入後は難しくなってしまいました。

■もう少し楽にサブスクを操りたい

自分を縛っているのはサブスクというより、サブスクをやっているから・・・という意識の自分な気がしてきました。
お得には変わりないですからね、もう少し購入もしつつサブスクも利用するという風に楽な気持ちで臨めたらいいなあと思います。
難しいですね。