mameブログ

mameという男がやりたい事をやっている記録

うそ

飛ぶ教室
飛ぶ教室」という雑誌をはじめて買いました。

www.amazon.co.jp

児童文学や絵本、童話を主軸とした雑誌です。
有名な小説のタイトルから雑誌名は取っています。
毎月発売ではないんだとか。
1・4・7・10月の25日らしいです。
1冊1000円、春夏秋冬の季節ごと毎年4冊なら、無理なく購入・続けられていいですね。


■うそ
今号では「うそ」をテーマに、
様々な作家さんのショートストーリーやコラムを掲載しています。

色々な人の観点から「うそ」を考えていくと。
「うそ」の本質とは何だろう、と思いました。

「うそ」=「真実にフタをすること」
かなぁ、と思いつつ、そうでないケースもあるよなぁとも思いました。

親戚におしゃべりが大好きな人がいます。
この人のおしゃべりは確かに人を惹きつけるし、話題が尽きなくて助かる。
でも、帰り道、これは話を盛りすぎてるよ!と思う事もあります。
鳥にランチを食べられた、みたいな話をしてもらったときも、
「こ~んなに大きな鳥」と両手をおもっきり広げていました。
そんな大きな鳥はこの辺りにはいない・・・。

こういう事って真実にフタをするともまた違う。
だって本人にうそをついている意識が無いのだから。
うそって意識してないとうそついた気にならないけど
相手にとっては言った人が意識したかどうかは関係ない。
私が本心で言った事も誰かにとってのうそになっているかもしれない。
私がうそをつかれたと思っていることのどれかには真実が含まれているかもしれない。

うそは分からない。
でも、ほんとうのこととは何か、は「ヨハンネスの沈黙」という、雑誌の中の1つのお話にピンとくるものがあった。
「ほんとうのこととは、ほかの人が、それはうそだといっても、その人にとっては、ほんとうでありつづけること」